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テロメア延長外来

1. テロメア医学が拓く新しい老化制卸医学

銀座数寄屋橋クリニックでは、2025年11月1日より、日本でいや世界でも初めてとなるテロメアが延長するテロメア若返り外来を開設します。
今から41年前、カリフォルニア大学の研究員エリザベス・ブラックバーンが水中の単細胞生物テトラヒメナが、細胞分裂のたびに切り取られ短縮するテロメアを、テロメラーゼという酵素を使って、切り取られたDNAを修復補填して短縮を防ぎ、不老不死を実現し、永遠の生命を獲得している事を発見して、ノーベル賞に輝きました。
その報に世界中の研究者達は、人類の不老不死を夢みて色めき立ちましたが、具現化される事はありませんでした。
その41年の時を経て、了德寺健二が開発したストレスフリー療法が、生物の命の砂時計テロメアを延長させる事を、順天堂大学医学部堀江重郎教授との共同研究で実証されたのです。
テトラヒメナは、細胞分裂時に切り取られたテロメアを修復補填して、永遠の命を獲得しましたが、ストレスフリー療法は、そのテロメアを延長させていたのです。その現象は、ストレスフリー療法を続けると、テロメアが延長を継続し続けることとなります。
つまり理論上は不老不死を実現することになると考えられます。

2. テロメアとは

私達ヒトの体は37兆個の細胞でなりたっています。その細胞の中に核があり、その核の中には23対の染色体が入っています。染色体はAGCTという30億もの莫大な科学の文字で書かれています。これがDNAであり、この中に遺伝子が入っています。私達ヒトの身体は10万種類以上のタンパク質で構成されていますが、その設計図が遺伝子なのです。
30億の文字で連なる染色体は、細長いヒモ状になっており、実際に伸ばすと2mになると言われています。これが、もつれないようにたたみ込まれた状態で保存されています。テロメアはその末端にある靴紐の先のチップのような存在であり、染色体がほつれたり壊れないように保護する役割を担っています。
実際に細胞分裂のたびに身を呈して染色体を守り、その代償として切り取られ短縮してしまいます。
テロメアもAGCTの科学の文字でなりたっていますが、私達ヒトのテロメアは生まれた時に10,000基の塩基数でなりたっています。ところが細胞分裂のたびに切り取られていきますが、テロメア長の半分位にくると、細胞分裂を停止することが分かっています。私達ヒトでは50回60回の分裂で停止するとされており、これをヘイフリックの限界といいます。
細胞分裂の中止を余儀なくされた細胞は、老化細胞となり死滅することになるのです。
冒頭にお話ししたテトラヒメナは、切り取られたテロメアを修復補填して、ヘイフリックの限界を迎えない為に、永遠の命を獲得できたのでした。
ストレスフリー療法では、この切り取られたテロメアを修復補填を超えて延長を果たしたと言う訳です。

3. 人々は何故病気になるのか

今までテロメアの延長の効用を解いてきましたが、ここでは改めて、テロメア短縮が老化や病気を引き起こし、寿命に影響を及ぼすメカニズムを話しておきたいと思います。
私達の体は、37兆の細胞で成り立っています。細胞は日々入れ替わり、古い細胞は死に、新しい細胞と入れ替わり健康が保たれています。その分裂と再生の限界を決めているのがテロメアです。テロメアは、染色体の末端に存在しますが、このテロメアが短くなると、体にどのような変化が起き、なぜ病気が発症しやすくなるのでしょうか。
テロメアが短くなると細胞の老化が進む

細胞が分裂すると、その度にテロメアは少しずつ削りとられ短くなります。ある限界までくると、細胞はもう分裂できないと分裂を中止するのです。人では50~60回が限界とされ、そのことをヘイフリック限界といいます。
ここに至った段階でこの細胞は老化細胞に変化します。
老化細胞は新しい細胞と入れ替わらない為に、その組織全体が修復力を失うことになります。
例えば皮膚ならシワやたるみとなり、血管なら動脈硬化、骨なら骨粗鬆症など老化現象や病気が、テロメア短縮によって進みやすくなるのです。

老化細胞は慢性炎症の火種

分裂をやめた老化細胞は、静かにしている訳ではないのです。
実はSASP(老化関連分泌因子)と呼ばれる炎症性物質をまき散らし続けるのです。この結果は甚大で、周囲の細胞や組織に炎症が広がることになり、慢性炎症が体中に起きてしまうことになってしまう訳です。
この慢性炎症は、糖尿病・心臓病・アルツハイマー病などの生活習慣病の原因となり、老化をさらに加速させることになります。

SASPについて
SASP(senescence-associated secretory phenotype)
SASPには2面性が存在します。SASPには老化細胞がこれ以上分裂しないようにブレーキをかけ、がん化を防ぐと言われています。又、炎症因子が周囲の細胞を呼び寄せ、組織の修復を促がしますが、他方、老化細胞はSASPが持続的に炎症を起こして連鎖的な老化を進めるのです。
これらは、動脈硬化・糖尿病・アルツハイマー病などの進行に関与するとされています。SASPが今医療界で注目されているのは、SASPの抑制やSASPを除去することで寿命の延長や健康寿命の改善につながると考えられているからなのです。

染色体のむき出しは炎症を加速させる
本来、染色体を守るのがテロメアの大きな目的であり役割でした。しかしながら、テロメアが削りとられ、むき出しになってくると、DNAの破片がばらまかれることになります。
DNAの断片は免疫反応を活性化することが知られています。
DNAは本来核の中に大事に保護されているのですが、これが細胞外に放出されるということは、体内に重大な障害が生じたと考えられ、この非常事態に対して免疫システムが強く働きだすという事になります。
これらのDNAの断片を感知したマクロファージがインターフェロンなどの傷害性サイトカインを放出し、最終的にはリンパ球が作る自己抗体というタンパク質が自己組織を攻撃することになるという訳です。
免疫細胞も老化が進む
体組織の細胞だけでなく、免疫細胞も例外ではありません。免疫細胞も分裂を重ねていくと、当然テロメアの短縮が起こります。短くなった免疫細胞は分裂ができなくなると数を増やせなくなり、外敵への攻撃力をいっせいに失っていくことになります。そして、体内で発生したがん細胞等を排除できず、病気が進行することになるのです。
テロメア短縮が病気の元になる
テロメアの短縮は、ただ単に年をとる現象ではなく、体全体に連鎖的に悪影響を及ぼすトリガーとなるのです。
そして組織の修復力が低下することによって、全身の老化現象や臓器の機能低下が進んでいきます。又、テロメア短縮によって分裂が停止されると老化細胞となり慢性炎症を引き起こし、生活習慣病や認知症のリスクを増大させていきます。更に免疫細胞も老化して分裂を止めると数を増やせないばかりか、がんの排除ができず、又、感染症を防御できなくなるのです。
このようにテロメアが短くなると病気になりやすいというのは現実であり、分子レベルの問題であることが分かります。
いかにテロメア短縮を遅らせ、更にはその延長を可能にする重要さが人類の大きな課題であり大きなテーマになると言えます。テロメア延長こそ人類が夢みてきた不老不死に近づく道といえます。
テロメア短縮とPhenoAgeの意義
テロメア長が老化や病気の原因となる根っことするなら、PhenoAgeはその経過を描写したものと捉えられます。
テロメアとPhenoAgeの関係を木にたとえてみますと、テロメアは地中に隠れた根っこであり、木の寿命や健康を左右しているのです。PhenoAgeは枝葉の状態を映す鏡であり、根っこの弱り具合が、葉の色づきや幹のしなやかさとして現れてきます。
従ってこの2つを組み合わせて見ることによって、老化や病気の原因と結果を同時に把握できることになるのです。従ってテロメア短縮を防ぎ、テロメア延長を果たすことが人類の寿命と健康を守る大きなテーマと言えるのです。

4. マウス実験で確かめられた寿命延長

テロメラーゼとテロメアの研究は、動物実験でも明らかになりました。特に有名な実験は、スペイン国立がん研究センターのマリア・ブラスコ博士らのマウス実験です。
実験内容
テロメラーゼを活性化させる遺伝子操作を行ったマウスとそうでないマウスを比較したものです。
実験結果
結果は驚くべきものでした。テロメラーゼを活性化したマウスは平均寿命が13~24%延長したのです。
観察された結果
その他の観察結果も驚くべきものでした。老化に伴う臓器の萎縮が改善したこと、又、インスリン感受性の改善(糖尿病予防効果)した他、認知機能の維持が認められたのです。テロメラーゼ活性化で懸念された、がん発生率はむしろ低下したのです。
これらの結果・観察から、テロメラーゼ活性化によって老化が遅くなり寿命が延びることが実証されました。
ストレスフリー療法との比較
項目 マウス実験 (テロメラーゼが活性化) 人間の科学データ ストレスフリー療法
寿命への影響 平均13~24%延長 テロメアが長い人は
死亡リスク低下
テロメアが
2年以上延びる
代謝への影響 インスリン感受性が
上がる
糖尿病リスク低下 血糖コントロール改善
インスリン感受性の改善
炎症との関係 慢性炎症の改善 短いテロメアは
炎症性疾患のリスクが上がる
IL-10発現で
炎症を強力に抑制
脳・神経への影響 認知機能の維持 テロメア短縮で
認知機能のリスクが上昇
脳血流増加
成長ホルモン分泌亢進
ガン発生 むしろ低下 短いテロメアは
ガンリスクが増加
10万例以上の臨床で
発生なし

このように、マウス実験は、テロメラーゼを活性化すると寿命が延びることを示しています。
又、人間の研究も「テロメアの長さが健康寿命と密接に関わり、死亡数も比例する」ことを明らかにしました。
そして、筆者のストレスフリー療法は
① ストレスホルモンコルチゾールが100%低減する
② 末梢や脳血流が2~10倍増幅する
③ インスリン感受性が向上する
④ 成長ホルモン・エストロゲンの分泌亢進
⑤ 酸化ストレスが低減
⑥ 血液のpHが正常化する
⑦ 強烈に抗炎症サイトカインIL-10が発現
といった複合的な作用によって、自然にテロメラーゼを活性化して、テロメアを守り、更に延長が果たされると期待されています。

テロメアと病気の関係

テロメアは染色体の保護キャップの役割を果たしています。
テロメアが短くなると、細胞は分裂できなくなり、老化や病気が進行することが明らかになってきました。
つまり、私たちの寿命や病気の発症は、遺伝子レベルで決まっていることを示しています。
そして、ストレスフリー療法によって複合的な科学的作用が起き、私達生物の砂時計、テロメアを守り延ばすことが分かってきました。
真に、古からの人々の夢「不老長寿」が実現できることを示したと言えると思います。
ここでは、ストレスフリー臨床によって、多面的な病気が改善することを報告したいと思います。

5. ストレスフリー療法がもたらした革命

こうした寿命の時間の物差しを実際に若返らせることができるのか。長い時を経ても、このことは科学者達の夢とされてきたのです。この夢とされた問いに私達が開発したストレスフリー療法が答えを出したのです。
順天堂大学医学部、堀江教授との共同研究の結果、ストレスフリー療法を約1ヶ月継続した方々で、テロメアが平均で2~3歳延びていることが証明されました。
このことは細胞分裂可能な寿命が延びていることを示します。
さらに驚くべきことに、エピジェネティッククロックでは2歳以上の若返りが認められたのです。これらのデータは細胞の老化そのものが実際に巻き戻されていることを示しているのです。
これまで老化は避けられない自然現象とされてきました。
しかしながらストレスフリー療法はその常識を覆したのです。
この成果は寿命をただ延ばすのではなく、健康寿命を大幅に延ばす新たな可能性が開けたと言えると思います。

ストレスフリー療法データ1
ストレスフリー療法データ2

6. テロメア長、PhenoAgeの総合評価

テロメア延長の評価
今まで詳しくテロメア長に関しては述べてきました。
他方PhenoAgeに関しましてもできる限り分かりやすく説明してきました。いずれも私達の年齢を分子レベルで評価したものです。テロメアは細胞の寿命の物差しと言えると思います。
通常テロメアは年齢と共に、徐々に短くなることは、必然とされ、ほとんどの生活習慣の改善では短くなる速度を遅らせる程度にとどまると言われています。
水中のテトラヒ메ナは、細胞分裂によるテロメアの短縮をテロメラーゼと言う酵素を活性化させて修復補填して、半永久的な生命を手に入れました。ところがストレスフリー療法は、すり減ったテロメアのDNAを補修補填するだけでなく、DNAを産生して延長したのです。このことはストレスフリー療法を続けると、理論上は不老不死を実現する技術と言えると思います。これらのストレスフリー療法の成果は、世界的にも稀有な成果と評価されると思います。
PhenoAgeの評価
PhenoAgeは身体全体の健康リスクを総合評価した見かけ年齢を示しています。
実年齢よりの若返りは全身の炎症・代謝・免疫・栄養状態が改善したと評価できます。これらは単なる数字遊びだけでなく、疫学的には糖尿病・心血管疾患・がんなどの発症リスクが可避される可能性を示したと言えると思います。
テロメア延長とPhenoAge若返りの両立が示すもの
ストレスフリー療法による改善が片方だけなら、部分的な評価と解釈されると思います。ところがストレスフリー療法では、テロメア長(細胞寿命の時計)と、PhenoAge(全身状態の時計)が同時に若返ったと言う事実を示します。
このことは分子レベルと細胞・臓器レベルの2重の証拠を示したことになります。つまり、ストレスフリー療法は、真に老化そのものを巻き戻している可能性を示す、極めて高く強いエビデンスと言えると思います。
又、世界的な研究と比較しても、食事療法や、運動療法などの一般的な介入では、0.5歳~1.5歳程度にとどまるとされ、他方、テロメア延長も、種々の観察結果でも少し短縮程度が遅い程度とされます。その中でストレスフリー療法は、わずか1ヶ月でいずれも2歳以上の若返りを示したことは、世界的に見ても、臨床的に極めて価値の高い若返り療法として、注目されるべき成果と言えると思います。

7. テロメアと病気の関係

テロメアは染色体の保護キャップの役割を果たしています。
テロメアが短くなると、細胞は分裂できなくなり、老化や病気が進行することが明らかになってきました。
つまり、私たちの寿命や病気の発症は、遺伝子レベルで決まっていることを示しています。
そして、ストレスフリー療法によって複合的な科学的作用が起き、私達生物の砂時計、テロメアを守り延ばすことが分かってきました。
真に、古からの人々の夢「不老長寿」が実現できることを示したと言えると思います。
ここでは、ストレスフリー臨床によって、多面的な病気が改善することを報告したいと思います。
テロメアの研究から、テロメアが延びたら、テロメラーゼが活性化することで、細胞は再び「若い機能」を取り戻すことが分かってきています。
特に、筆者が15年以上にわたって研究を続けるストレスフリー療法は、遺伝子操作や投薬しなくても、極めて自然にテロメア延長を果して、諸々の難病や病気の改善を示しています。
繰り返しますが、ストレスフリー療法を実施すると、

1)病気の根源とされるストレスによって生じる、血中のコルチゾールを100%低減させる
2)末梢や脳血流が2~10倍増幅するという、信じられない効果が起きる
3)インスリン感受性が高まり、血糖値を低減させる
4)成長ホルモン分泌亢進が起きる
5)女性ホルモン、エストロゲンの分泌亢進が起きる
6)酸化ストレスが低減する
7)pHが100%正常化する
8)抗炎症サイトカインIL-10が強烈に発現する
9)テロメラーゼ活性によって、テロメア延長が果たされる

このような現象が自然体で起き、現代医学では信じられないような若返りや病気の改善が起きることが分かってきました。
これらは、マウスのテロメアの長さや、テロメラーゼ活性の実験結果と鏡のように符合していきます。

8. 若返ると全ての病気は遠ざかる

私たちの身体に3つのスイッチを入れると、老眼や白内障などが改善するとともに、身体が若返ることを発見したとき、筆者が真っ先に考えたことは、発展著しい現代医学下でも、根治療法がないとされるパーキンソン病が治せたら、人類のすべての病気を治せるという証しになるのではないかということでした。
ストレスフリー療法による人体の若返りは、それぞれ3つの異なるカテゴリーの総和によって起こるとみられます。
血流増幅
人体のストレスをとることによって起きる、想像もできない2〜10倍の血流増幅が果たされることです。
私たちが生きていくためのすべての基盤は、私たちの身体を構成する37兆以上の細胞に栄養と酸素をくまなく送り届け、また、外敵から身を守る2兆にも及ぶ免疫細胞も養い、加えて免疫細胞は豊かな血流に乗って身体のすみずみまで巡回してこそ果たされるのです。
しかも、私たちが想像もできない精巧で精緻な免疫システムの機能は、サイトカインと呼ばれる免疫細胞が作り出す暗号とともに、血液によって作られ、運搬されるのです。
成長ホルモン分泌亢進

研究を進める中、今までの医学では論じられていない現象に気付きがありました。それは20歳をピークに分泌減少する成長ホルモンが、病気の発生に大きな影響を与えていると言うことです。その対策として、20歳をピークに減少し続ける成長ホルモンの分泌減少を食い止め、逆に成長ホルモンを分泌亢進させることでした。
私たちを構成する37兆以上の細胞は、古くなると分裂してまったく新しい細胞へと生まれ変わりますが、成長ホルモンは、このときに必須のホルモンであるほか、体内でのエネルギーを生み出しもします。成長ホルモンが肝臓に働きかけて産生されるIGF-1と補完し合いながら、人体のほぼすべての機能に必須のホルモンなのです。
さらに、免疫細胞が外敵に対しての免疫細胞同士のコミュニケーションに使われるサイトカインなどのタンパク質の生成にも、血液と成長ホルモンは欠かせません。
また、身体にインフルエンザウイルスなどの外敵が侵入したとき、免疫力を高めるために、1個の免疫細胞が1000〜1万倍に増殖するといわれており、その分裂増殖に成長ホルモンは欠かせません。
このように、成長ホルモンは私たちの免疫力維持に深く関わっているとされます。
筆者が独自に探求した、目の瞳孔中心の垂線と法令線の交点「N点」に、ストレスフリーの導子を装着すると、成長ホルモンの分泌亢進が起きることが確認されました。
また、成長ホルモンが肝臓に働きかけて生成されるIGF-1も、分泌亢進することが確認されており、成長ホルモンの分泌亢進を人為的に、初めて成功させた快挙と考えています。

頭部への血流増幅

頭部への血流増幅をなし遂げる方法は、私たちの目の水晶体の代謝亢進のスイッチを入れることです。
従前のストレスフリー療法では、末梢の血流が2〜10倍に増幅するのに対し、頭部への血流は、なぜか1.2倍ほどしか増幅しないことがわかっていました。
このデータは、数万を超す臨床例からも変わることがなかったのです。
しかしながら前述したように、筆者が発見した「P点」への熱刺激は、この不動のルールを大きく動かしたのです。
何と末梢の増幅をも上回るほどの増え方だったのです。
ストレスフリー療法による大幅な血流増幅、加齢により分泌低下した成長ホルモンの分泌亢進を図ると同時に、大幅な頭部への血流増幅を果たすことで、目の水晶体の代謝亢進のスイッチを入れるのです。この3つのそれぞれ異なるカテゴリーの総和によって、老眼や白内障などが改善し、また、私たちの身体の若返りが果たされることがわかってきました。
目の水晶体の代謝を上げると、脳を含む頭部への血流量が2倍以上増幅しますが、なぜこのような想像を超える現象が起きるのか、そのメカニズムはわかっていません。
ただ、頭部へのこのような血流増幅は、脳や目などへのグルコースや酸素の豊潤な供給となり、脳の活性化とともに顔面のシミの消失やシワが改善されることは必然とみられます。
また、先述した成長ホルモンの分泌亢進も相まって、脳を中心に若返りを果たせることを意味しています。これらの若返り現象は、身体の内部から湧き起こり、強く、若く、美しくという私たちの夢を現実のものにしました。
人工的に作られた成長ホルモンやエストロゲンは、投与するとネガティブフィードバックが起きて、諸々の障害が生じるとされており、これらのホルモンは自身の内部から発現させることが大切なのです。
この筆者が発見した、ストレスフリー療法の神秘的ともいえるメカニズムの解明は、筆者だけでなく医学界のテーマになると考えられます。

成長ホルモンの幅広い効果への期待

このように、真の若返りは私たちの身体の内面から湧き上がり、大幅な血流増幅、成長ホルモンの分泌亢進などを果たしながら進み、そして、老化に伴って発症したすべての病気が遠ざかっていくと期待されます。
筆者は白内障や老眼が改善する若返り現象によって、老化に伴って発症するすべての病気によい効果が与えられると考えました。
現代医学でも根治療法は難しいとされるパーキンソン病を、改善することができたなら、そのことを証明できると考えたのです。
その筆者たちの試みは、詳しくは後で紹介しますが、あっさりと結果が出はじめています。
パーキンソン病のステージ5で歩けなかった患者様が、1回目のストレスフリー療法で、スタスタ歩いて帰られ、スタッフ一同驚きました。
また、ステージ1のパーキンソン病の方は、ストレスフリー療法によって、手先の動きが改善され、調理が可能になったほか、歩様もよくなって、生活全般に意欲的になり、今は求職活動をされるまでになっています。
そして、人類誰しも免れない老眼や白内障などが、当たり前のように改善されています。
そのほか、老化とともに眼瞼(まぶた)が下垂し、長年目が見えなくなった80代の女性にストレスフリー療法を施術した結果、瞬時に眼瞼下垂が元通りに改善されています。
このように、難病パーキンソン病や緑内障・老眼・白内障、そして眼瞼下垂などの信じられないような改善は、ストレスフリー療法が想像を超えるポテンシャルを有している証しと考えます。
これからさらに研究を重ねて、パーキンソン病など、さまざまな病気で苦しまれている世界中の人々を若返らせ、広く貢献を果たせることを願っています。

9. まとめ

今から42年前、テトラヒメナという水中の原生生物が、人類に大きな示唆を与えました。
テトラヒメナはテロメラーゼという酵素を充分に持ち、そのテロメラーゼによって、すり減ったテロメアを補修し、分裂を繰り返しても短くならないという、半永久的な生命を勝ちとっていたのです。
そして今、ストレスフリー療法は人間においても、同じ奇跡を実現しつつあります。
ストレスホルモンの減少、大幅血流の増幅、酸化ストレスの減少、抗炎症作用、成長ホルモンのエストロゲンの賦活分泌、これらの作用が連鎖してテロメラーゼを活性化させ、テロメアを延長することが確認されました。

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